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ホジャー・グレイシー

ホジャー・グレイシー

今日のオススメ動画では、”世界最強の柔術家”ホジャー・グレイシーの紹介をしたいと思います。

ホジャー・グレイシーは、世界最大規模のアカデミーであるグレイシー・バッハ所属の選手でその名にもある通り、ブラジリアン柔術の始祖カーロス・グレイシーの血筋を受け継ぐ選手です。

 

2003年〜2010年代の世界大会ムンジアルの黒帯の階級別では毎年圧倒的な強さで優勝しており、無差別級の試合ではポイント差でライバルのシャンジ・ヒベイロ相手に2位になることはあるものの、黒帯になってから一本負けをした事がなく数々の歴史に残る伝説的な戦いを繰り広げた選手です。

 

ホジャー・グレイシーは骨格とボディバランスには優れていますが、他の身体能力はトップアスリート選手と比べても突出して高いとは言えず、瞬発力が求められる局面では競り負ける場面もよくあります。またテイクダウン能力はお世辞にも高いとは言えません。(※壁レスリングは強いです)

 

そんなホジャーの強さは、あらゆるガードを目に見えない謎のプレッシャーによっていとも簡単に突破する最強のパスガードと、フィニッシュ率ほぼ100%のオーソドックスなマウント・バックからのチョーク、クローズドガードからの腕十字、そしてグラウンドのあらゆる局面で、どんなに劣勢な状況からでも挽回する鉄壁の粘り強いディフェンスにあります。

 

また全ての動きがオーソドックス且つシンプルなので、一見すると何の変哲もないような様子で動いているように見え、なにが凄いのかよくわかりくいです。にもかかわらず誰もが知っている一般的な技を、相手が超トップ選手であっても普通に極めてしまうのです。

 

今回紹介するのは2016年のONEの試合で、それまで誰も見たことがないような芸術的な肩固めを極めています。

通常の肩固めと頭の向きが逆方向で、右腕の側面をマットに付けて極める手法です。まるで、コロンブスの卵のようですね!

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